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woensdag


ある晴れた日。


ボクはオランダ語レッスンに行った。


階段を上がり教室に入ると空気がいつもと違っていた。


空気が変わった理由は、新入りの中東系の男性の存在だった。


ボクはいつもの席に座って教科書を出して、宿題部分で終わってない部分をやりはじめた。


すると職員室からエルバート先生がやってきて、目の前の男性に向かってこう言った。


「調べたんだけど、君の授業は火曜日と木曜日の夜だ。そして今日は水曜日だ。だから今日は帰って明日の夜7時にやってきなさい」


それを聞いた彼は怪訝そうな顔をして


「え?今日授業だと聞いたからきたんだけど、今日授業受けちゃダメかい?」


と言った。


先生は


「いやあ、教科書も違うし、レベルも違う、先生も違う。だから今日君はここで勉強することはできないです。今日は帰って、明日またここに来なさい。君の授業は火曜日と木曜日だから、そして今日は水曜日だから。」


と少し強めの口調で言った。


それを聞いてまた彼はこう言った。


「水曜日ってなんだ?」


それを聞いてクラス中が一気にシーンとした。


うららかな水曜日の朝9時からそんな哲学的な質問が出るとは思わなかったのでドキドキした。


先生は深く息を吸って黒板に書き始めた
Maandag 
Dinsdag
Woensdag 
Donderdag
Vrijdag
Zaterdag
Zondag

と、そしてカレンダーと共に、一生懸命「曜日」について説明し始めた。


その説明を聞いて彼はこういった。


「月曜日はわかる、火曜日はわかる、でも水曜日がわからない」


その言葉を聞いて先生はがっくりと肩を落とした。


そして「どこの出身だい?」と男に聞いた。


「アフガニスタンだ」と答えた。


すると先生はボクに「ヒロシのスマホでアフガニスタンの言葉で水曜日をググってくれ」と頼まれた。


ボクはすぐ調べてみた。


出てきた。


چارشنبه


iPhoneで最大まで文字を拡大して彼に見せた。


すると彼はその文字をじっと眺めたあと


「分かりました」と言って、ノートをしまって教室を出て行った。


すると教室に一気に安堵の空気が流れ、そのまま授業は始まった。


よかった、よかった。


と思った1週間後の水曜。


朝9時に教室に入ると、そこにはまた彼の姿が。


ちょっとしたホラーです。


先生の苦悩は続く。。。。。。という話でした。


今回もなんとか彼は帰りましたが、きっと戻ってくる気がします(笑)


ええ。


世の中いろんなことありますね。


みなさんも「水曜ってなんだ」と聞かれたらスラスラ答えられるようにしておきましょうね!



「水曜どうでしょう」



またねー。


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